月別アーカイブ: 2012年9月

都知事

国有化せず、東京都に買わせておけばよかったという。
尖閣諸島で混乱している原因を、政府に押し付けようというひどい理屈である。
中国にとっては、自国の領土と主張する土地を売買されるということでは、国が買おうが都が買おうが同じだろう。
どちらにせよ「棚上げ」という約束を破ることにもなるのだから。

あのまま、石原都知事の思うようにさせていたら、もっとひどい状況になっていたろう。
尖閣諸島に日章旗を掲げ、建造物を作り・・・。
中国との関係が最悪になっていただろう。

東京都の広報に、先日の尖閣諸島の東京都の調査の報告がのっていた。
国有化の話になっているにも関わらず調査船を出すという、わけのわからぬことをする。

国有化されてしまったが、民主党政権を窮地に追い込むことができて、石原氏はほくそえんでいるのかもしれない。
早く自民党政権にして、息子が総理大臣になるのを見たかったか。

そもそもなぜ、東京都が尖閣諸島に関わらなければいけないのか。
石原氏個人の政治的な思い以外に理由はない。
都知事の権力を利用して、個人の思いを晴らそうとする。
それだけである。

こんな都知事は、早急に退陣させるべきだ。
都知事を野放しにしてきた、取り巻きたちも同罪である。

総裁

自民党の安倍新総裁が総裁席に悠然と腰掛けているテレビを見て、異様な感覚にとらわれた。

待てよ、まだ野党の代表で、総理ではないよなー。
総裁という名称にせよ、総裁の椅子の立派さにせよ、すでに 総理大臣になったような安倍氏の満足げな顔つきにせよ、こちらまで勘違いしそうである。

この人は口で言うのとはうらはらに、以前総理の座を1年で投げ出したことに、何の思いもないようだ。

自民党には政権をとってもらいたくない。
そんな思いのする光景だった。

烏合

維新の会とやらは、まるで烏合の衆だ。

次の選挙に当選が危ぶまれる議員が、新党人気にあやかろうと参集する。
政策も何もあったものではない。

維新の会の人気も、まるでAKBのようだ。
人気があると煽り立てることによって、人気を得ようとする。
まるで砂上の楼閣だ。

小児的思考とパフォーマンス、橋本徹氏の特徴は維新の会にも現れている。

田原総一郎氏も橋本氏などに引っ張り出されて維新の会の客寄せパンダを演じるようでは、老いたりということか。

大阪市の改革の記事が載っていた。
思い出すのは当選直後の橋本氏の台詞だ。(正確ではないが)
「私に従えないものはやめてもらっていい。」
この人には市職員の生活に対する配慮のかけらもない。
この不景気にそんな簡単に他の職が見つかるわけもないのを承知でこんなことを言う。

彼の「改革」がどんなものか、おおかた予想がつく。
職員が悲惨な状況に陥らないことを祈りたい。

七光り

親の七光りに叔父の七光り。
自民党の石原伸晃議員である。
それが自民党総裁候補だという。
幹事長もやっていたので、それなりの実力も備わってきたのだろう。

総選挙もだいぶ先になりそうだが、自民党総裁になれば、首相になる可能性もでてくる。
息子が首相で親が都知事とは。
良識ある政治家なら、どちらかが辞退するだろう。
でもあの親は辞めそうもないし、息子とは関係ないといって居座るだろうな。
日本の大事が石原家の食卓で決まる(これは比喩 であるが)。

北朝鮮の金体制を笑えなくなる。

市長

新聞の政治欄は、まるで総選挙間近のにぎわいだ。
維新の会がそれほど多数の票をとるとは思えないけれど、橋本徹氏が政権に近づくことはあってほしくない。

政治家は言っていることよりも、何をしてきたかで見るのがよいと思う。
維新の会としてはともかく、橋本氏は大阪府知事と大阪市長の実績がある。
わたしは、テレビや新聞等に垣間見た程度であるので、正確な知識とは言いがたいが・・・。

教員に君が代を強制的に歌わせるということがあった。
これは、教職員組合への仕返し、いやがらせであろう。
橋本氏の部下であろう、弁護士出身の校長が、本当に歌っているか、口元を注視し、マイクで音を拾うようなことを言っていた。
こんな非常識でおとなげない話は滅多に聞けない。

君が代については、「朝まで生テレビ」で田原氏が「歴史的背景」に言及していたが、橋本氏にはそんな認識はないのだろう。特に答えなかったようだ。
橋本氏は学者が嫌いなようだ。
目先しか見えない人間には過去を顧みる必要もないのだろう。
歴史を研究する学者を橋本氏が嫌うのももっともなことだ。

大阪市職員の刺青調査というのがあった。
これは、市長選挙で、前市長を応援した市職員に対する嫌がらせであろう。
ついでに暴力団員の身内がいたとかいう話に対抗するためのパフォーマンスでもあろう。
テレビタレント出身で、涙を流すのもパフォーマンスに見えてしまう。

また、取材する朝日の記者に対して、あてつけるような発言をしていた。
これも自分を批判するメディアへの嫌がらせだろう。
仕返しと嫌がらせが好きなようだが、これはおとなの態度ではない。

橋本氏の特徴は、小児的思考とパフォーマンスである。
一部の人がファシズムの萌芽を懸念しているのももっともなことだ。

橋本氏の発言にこんなのもあった。(正確ではないが)
「わたしは市民の過半数の支持があるんだから・・・」
「規則にそう書いてあるのだから・・・」

多数が何をしてもいいのであれば、民主主義ではない。
規則をたてにとるのは橋本氏の敵に対する攻撃方法のひとつだ。
法律や規則の適用には、場合によっては見識と配慮が必要だが、橋本氏にはそんなものはないようだ。

こんな人間を政治権力に近づけてはいけない。

暴走

中国でデモや日系企業への破壊が続いている。
今朝のテレビで、「どうしますか」と聞かれた石原都知事が「それは国のすることだ」とうそぶいていた。

北方領土へのロシア首相の訪問、竹島への韓国大統領の訪問。
これらはすべて石原都知事の「尖閣諸島を東京都が買う」という発言から起こっている。
野田政権は仕方なく、国有化に乗り出さざるを得なくなった。
(本当はそっとしておきたかったのだと思うし、それが現在の正しい対処法だ)

石原都知事の発言に、日本と領土問題を抱えている国が反応しないわけはない。
北方領土も、竹島も日本が何かやってくるのではないかと思われても不思議ではない。

複雑な事情を抱えている問題は、解決できる情勢になるまで待つというのは、大人の考え方であり、政治の世界では当然のことであろう。
これを我慢できないのは、子供の考え方である。

今回の石原都知事の言動は、民主党政権への嫌がらせという意味もあるが、彼の政治家としての本質、狂信的な国粋主義者という一面をあらわにしたものでもあろう。
中国をシナと言ってはばからない人である。

もはや老害といってすまされることではないだろう。
暴走する石原都知事には即刻都知事の座をおりてもらいたい。
一都民の切なる願いである。