月別アーカイブ: 2012年11月

野田政権を続けよう

スーパーのレジに並んでいるおばあさんたちが話していた。
「わたしは民主党にするよ。
ころころ総理大臣を変えたくないよ。
外国にも相手にされなくなる。」

多摩センター駅前で、民主党代表の野田佳彦氏が総選挙に向けた街頭演説の第一声を放った。
総理大臣であるから、警備も厳重で、演説場所も警備しやすい陸橋上にしていた。
それでも精一杯の聴衆が集まった。

なぜ民主党政権を変えなければいけないのか、理由がわからない。
自民党は、さまざまな権益を失って、与党でいることのありがたみを痛切に感じ、必死に政権を奪還しようとしている。
われわれ国民とは関係ない理由である。

メディアは、民主党政権を変えるのが流行だとでも言うように、テレビに出ている有象無象に得意げに民主党政権を批判させている。
もちろん、真摯な評論家には耳を傾けたい。
メディアが公平だなどと、誰も思っていないだろうが、読売などは昔から民主党が嫌いだったようだ。

今のところ、民主党は、危ない方向へわれわれを導いていく心配がない。
戦後積み重ねてきた民主主義を台無しにすることはない。

リーダーシップがないといわれるが、野田首相はするべきことを粛々とやっている。
弁舌達者に独断的にものを言うのが、リーダーシップではない。
何でも自分勝手に決断して、国民を危うい道に導くような政治家は御免だ。

いまや戦争の悲惨さを経験している世代が少なくなってきた。
「戦争を知らない子供たち」の時代だ。
だが、われわれは映像や本などの資料で、かつての戦争を学ぶことができる。
2度と軍国主義とファシズムの道を歩んではいけない。

野田政権を続けよう。
まだ民主党政権は3年、野田首相が政権を担って1年ほどである。
足りないところも多いが、国民が政権を育てていかなければならない。

野田総理の街頭演説の写真

野田総理の街頭演説

維新の会と太陽の党

大阪市長の橋本徹氏が率いる日本維新の会と前東京都知事の石原慎太郎氏が率いる太陽の党が野合するそうだ。
そのおこぼれに預かろうとする輩が、見苦しい姿をさらしている。

あちらとくっつくかと思えば、こちらとくっつくのではないかと、メディアを右往左往させて、愚かなメディアをひきつけることに成功したようだ。
かたやパフォーマンスの橋本徹氏と、かたやイベント好きの石原慎太郎氏という、格好の取り合わせだ。
お笑いコンビでも、こうはいくまい。

橋本徹氏はパフォーマンスで票を獲得する方針だろう。
髪型を変えて、若者や女性をターゲットに決めたようだ。
「何かやってくれるだろう」、「カッコウいい」といって1票入れてくれるのを期待している。
日本の若者や女性がそれほど愚かだとは思いたくない。

総選挙はタレントの人気コンテストではない。
これから4年間の日本の政治をこんな連中に任せてよいのか。
橋本徹氏は大阪府知事を経て現在は大阪市長だが、彼の実際にやったことを見るがいい。
大阪市の職員に向かって、「わたしに従えないならやめろ」と言うような人間だ。
橋本徹氏が日本の政治権力を握った時、「わたしに反対するのは非国民だ。日本を去れ。」と言っても、少しも不思議ではない。
パフォーマンスに浮かれている時ではない。

何度も言うが、橋本徹氏の特徴は小児的思考とパフォーマンスだ。
こんな人間に政治権力を与えてはいけない。
また、都知事の権力を乱用して、日本を壊していた石原慎太郎氏に何を期待するというのか。
橋本徹氏と石原慎太郎氏に共通しているのは、自分の権力欲を満たすために、国政に出ようとしていることだ。
「日本国民のために」という視点が見事に欠落している。

政治はパフォーマンスでもイベントでもない。
橋本徹氏と石原慎太郎氏の野合集団が、万一政治権力を握ることになったら、日本の民主主義の危機である。
今回の総選挙は、民主主義を守る戦いになる。

野田首相

野田首相が、自民党との党首討論で国会解散を明言した。

最初は、そんなに急がなくても、まだ粘れたのではないかと考えた。
今は、この決断に拍手を送りたい。
朝日新聞の社説にも「やむを得ない決断」と書いていた。
党首討論を見ると、覚悟をもった野田首相に対し、自民党の安倍総裁はみすぼらしかった。
「嘘つき」と繰り返すしか能のない自民党の代表にふさわしい様子だった。

わたしは野田首相は良い総理大臣だと思う。
できるだけ長くやってもらいたい。
そのために、総選挙でできるだけ議席を増やしてほしい。

民主党の離党者がさらに出るというが、去る者を追ってもしかたがない。
心機一転、新しい民主党内閣を作ってもらいたい。
そのためには、議席が必要だ。

くだらない維新の会など、消えてもらうのが日本のためだ。

自民党政権?

最近、上杉隆氏が書いた「官邸崩壊」を読む機会があった。
2006年の安部政権の誕生から「政権放り出し」前までの総理官邸の様子を描いている。

安倍政権下での放言による閣僚辞任、閣僚の自殺、事務所費不正請求による閣僚の辞任。
さらには、消えた年金記録問題等々、我々はもう忘れたのだろうか。
民主党政権の不祥事などかわいいものである。

長すぎた自民党政権を止めて、やっと政権交代ができたのだ。
民主党政権には慣れない不手際もあった、大震災もあった、分裂もあった。
ここで、民主党政権を捨てるのは、いくらなんでも早すぎないか。
政権交代がうまくいかないとしたら、自民党政権をこんなにも長く居座らせた国民にも責任がある。

民主党も鳩山氏や小沢氏が後退や離党し、やっと若い面々が仕切り始めた。
これからである。
総選挙があるなら、再び民主党に政権を担ってもらいたい。
もっと時間を与えて、民主党政権を育ててもらいたい。

日本の未来はここにしかあるまい。

国会解散?

自民党は民主党の党首を「嘘つき」呼ばわりして、得意になっているようだ。

人格を傷つけるような言葉でしか相手を攻められないお粗末さである。
「もっと嘘つきと言おう」とでもいうような、実に低レベルな戦術である。

国会を解散して欲しいのは自民党であって、国民ではない。
「近いうちに」と言ったのは、自民党に対してであって、国民にではない。
すべて政党間の駆け引きであって、国民に嘘をついているわけではない。

自民党は、自らの立場が、あたかも国民であるかのようにすりかえている。
そもそも、国民が早く国会を解散しろと言っているだろうか。

いま、国会を解散しなければならない理由などどこにもない。