月別アーカイブ: 2013年12月

都知事の闇

そもそも猪瀬都知事に徳田氏とのつながりを作ったのはだれだろう。
ジャーナリスト出身の猪瀬氏に、政治的なコネがあるとも思えない。
副知事時代に上司であり、後継に猪瀬氏を指名した前都知事の計らいとすれば、話の筋が通る。

猪瀬都知事の様子を見ていると、追及されながらも安堵感すらうかがえる。
今日もばれなくてすんだという安堵感だ。
自分は退陣しても、ばれなければ迷惑をかけないという安堵感に見える。

石原都知事の時代にも徳田一族と何かあったとしても不思議ではないだろう。

東国原氏が日本維新の会を抜けて、議員を辞職した。
前の都知事選で出馬したのは、反石原票を分散させ、石原氏に勝たせるためだったとも考えられる。
そして日本維新の会からの立候補。
石原慎太郎氏とのつながりが十分にうかがえる。

猪瀬都知事が危なくなったので、石原前都知事の影響力を守るために、東国原氏を準備させていると考えることもできよう。
安倍政権に同調する日本維新の会に反対するかのような脱退理由で、反自民での支持も広げる魂胆か。
議員を潔く辞めたのも都民受けをねらってのことだし、日本維新の会も傷つかない。
すべて石原代表の了解というか指示通りと考えても不思議ではない。

前都知事の石原代表にしてみれば、反石原的な都知事が誕生すると、隠しておきたいものが暴かれてしまうのではないか。
東国原氏を都知事にすれば、自分の影響力を温存することができ、安心なのだろう。

以上は推測にすぎない。
東国原氏が都知事に立候補しなければ、単なる邪推に終わるのだが。

狂った安倍政権

先週の日曜日の時事放談に、与謝野馨氏が出演していた。
病のため、器械を通して発する声は弱々しかったが、内容はしっかりしていた。

今の自民党には、首脳部の暴走を止める人がいないという。
下手に逆らうと、公認をもらえない、つまり議員を辞めさせられるからだろう。
小泉首相あたりからこんな風になったのだろうか。

力づくの論理がまかり通る時、良識と知性は影をひそめる。
自民党首脳部には良識と知性が失われたのか、もともとなかったのか。

安倍政権は中国と韓国を必要以上に敵視する。
町では、政権の後ろ盾を得たお調子者のメディアやならず者が、悪罵の限りを尽くす。
安倍首相は中国包囲網とか言って周辺の国に同調を求めるが、から回りするだけだ。
金をばらまいて味方につけようなどとは、国際社会の良識に笑われる。
もはやまともな外交などできないようだ。

自分で敵視しておいて、その脅威を理由に軍備拡張に走る。
秘密保護法だって、米国はそこまでひどい内容の法律は求めていないだろう。

安倍政権は戦争をしたくてしかたがないようだ。
外交よりは武力だなんて、まるで時代錯誤の大日本帝国だ。

安倍政権は狂っている。

安倍政権がヘイトスピーチを生む

12月13日の朝刊に、辛淑玉(シン・スゴ)さんの発言が載っていた。
辛さんは、昔、岩波新書にも執筆していた。

紙面で、在日韓国人、朝鮮人へのヘイトスピーチについて、こう書いている。

朝日新聞より引用 ————————————————————–

ヘイト(憎悪)を叫ぶ人々は「朝鮮人は出ていけ」などと口汚くののしります。
悲壮感はなく、差別を楽しんでいます。
「自分たちには権力の後ろ盾がある」と感じているからです。

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権力の後ろ盾とは、安倍政権を指しているのだろう。
国粋主義的な安倍政権がこうした民族差別、人種差別を助長しているのだ。
日本の政治と社会は、安倍政権のもとで確実に退化しつつある。

読売はスポーツ紙か?

12月6日深夜に、安倍政権は特定秘密保護法案を参議院本会議で強引に採決した。

翌朝の朝日新聞は、1面トップでこの暴挙を非難し、夕刊でも一面トップで続報していた。

読売はと言うと、朝刊でこそ採決の事実を伝えていたが、夕刊はと言うと深夜に行われたワールドカップの組み合わせ抽選の結果を、1面トップで大々的に報じていた。
驚くことに、2面、3面も同じ記事で埋め尽くされていた。
特定秘密保護法案については、2面の一部に載せていたにすぎない。

こうも露骨だと、笑うしかなくなる。
読売は安倍政権の御用新聞である。
つまり、安倍政権はこれほどまでして、特定秘密保護法を国民の目から隠し、強引な採決を知らぬふりをしていたいということだ。
逆に見れば、この法案を国民の反対の声を無視して採決するということが、安倍政権にとってどれだけ重要だったかということだ。
改憲の予行演習という意味もあるのだろう。

それにしても読売はいつからこんなにサッカーに熱心になったのだろう。
たかが組み合わせが決まっただけなのに、オールドサッカーファンのわたしから見ても読売の紙面は異常である。
というより、ワールドカップを政治的に利用する読売新聞には、腹立たしくもなる。

安倍政権を倒す - 「民主主義をとりもどす」ために

安倍政権は特定秘密保護法案を、国民の声を無視して、数の力で強引に成立させた。
支持率が下がり、不支持率が上がった。
これはいけないと思ったか、安倍首相は「もっと説明すべきだった」と、反省か釈明かよくわからぬ記者会見をした。

決めた後では、何とでも言えるだろう。
成立させた法案は容易にもどりはしない。
国民の反発なんて、この程度の会見で収まるさ、とでも思っているようだ。

泥棒した後に、「もう少し丁寧に事情を説明すべきでした」と謝られて被害者が納得するだろか。
まずは盗んだ物を返し、責任をとる、つまり法の裁きを受けるのが当たり前だ。

つまり、特定秘密保護法案を廃止し、安倍首相は退陣すべきということだ。

盗んだものを返さず、言い訳ばかりしてもだれも聞く耳はもたない。
国民にとって大事なのは、安倍政権が踏みにじった民主主義をとりもどすことだ。

ファシストたちの夜

2013年12月6日23時30分前に特定秘密保護法案は参議院で可決した。

この強引で性急な採決、安倍政権は民主主義に敵対する政権であることを示した。
議場のひな壇に居並ぶ面々を忘れないようにしよう。
相変わらず小馬鹿にしたような笑みを浮かべる安倍晋三首相、
それに従う麻生太郎副総理、以下閣僚の面々、
何を考えているのかわからない、事の重大性をまるで認識していない能面のような森雅子大臣。
自民党の石破茂幹事長、以下の党役員。
公明党の面々。
みんなの党、日本維新の会も同罪だ。

一度、民主主義を踏みにじった安倍政権は、これを繰り返すだろう。
安倍晋三首相の笑顔に、次の言葉を思い出す。
「ファシズムはいつも笑顔でやってくる。」

こんな政府はいらない

国には根幹となる基本原則がある。
国民主権、基本的人権の尊重、等々。

安倍政権は、これらの基本に関わる重大な法案を、勝手に決めようとする。
日々高まる反対の声には耳を傾けようとしない。
選挙で選ばれた多数派なら何をやってもいいわけがない。
そんなことがわからない政府は、民主主義を理解していない。
日本という民主主義国家の政権を担う資格はない。

こんな政府では、われわれは安心して働くこともできない。
次は何を勝手にやりだすのか心配で、仕事などしていられない。

安倍政権はただちに退陣せよ。
これは、政権転覆のテロリズムではない。
働いてこの国を支えている国民の当然の願いである。

読売 - 堕落したメディア

昨日の秘密保護案の委員会採決を受けて、今日の新聞はどのように対応しているのか。

朝日、毎日、東京の社説は、一番にこの問題を取り上げて、安倍自民党政権の暴挙を非難している。
読売の社説はと言えば、秘密保護法案は過ぎた問題であるかのように、全く触れていない。
中国の防空識別圏と経済対策について書いている。

安倍首相が今願っているのは、国民の関心を秘密保護法案からそらすことである。
読売は見事にそれに応えている。
これほどあからさまに安倍政権の御用メディアの役割を果たしているとは、ジャーナリズムの誇りなど全く失ってしまったのだろう。

安倍政権は民主主義に敵対する政権である。
それを応援する読売もまた、民主主義に敵対するメディアとしか言いようがない。

安倍政権は長期独裁政権を目指す

今は12月5日午後3時40分。
朝日新聞デジタルでは、まだ特定秘密保護法案採決のニュースは流れていない。

なぜ自民党はこんなに強引なのか。
自民党は野党になって何を考えたかを想像してみる。
再び政権を握ったら、絶対に離すまいという考えだ。
秘密保護法案をなりふりかまわず成立させようとするのもうなずける。
与党だけが秘密を握っていれば、政治活動も選挙も有利に決まっている。

でもなぜこんなに急ぐ必要があるのか。
毎日新聞の与良氏のコラムを読むと、国民の反発を受けても、次の選挙までには忘れてくれるのを期待しているのだという。
そのための時間は長い方がいいから、早くやってしまいたいのだ。

それもあるが、今の政権のうちに改憲まで進めたいからという理由もあるだろう。
秘密保護法案でぐずぐずしていたら、改憲までできなくなるかもしれない。

わたしは改憲に反対である。
なしくずしに改憲まで進んでいくのは何としても止めなければならない。
今、秘密保護法案を成立させてはならない。

安倍政権の外交無策が中国の防空識別圏を生む

当たり前のことだが、外交とは国同士の関係である。
こちらが仲良くししているのに、相手が一方的に無茶なことをすることは少ない。

中国や韓国が安倍政権に反発するのは、安倍首相個人の歴史認識の誤りにある。
いまだに中国、韓国との間はギクシャクしたままである。
突然中国が防空識別圏を設定したわけではない。
中国との関係改善を図らず、ほったらかしにしていた安倍政権の責任である。

アメリカも韓国もそのとばっちりをうけているのだ。
アメリカの副大統領がわざわざやってきた。
やっかいな息子が隣人とトラブルをおこして、親にまで迷惑をかけるので、とうとう親がのりだしてきたというわけだ。

安倍政権の外交無策の結果である。
安倍首相は利害関係の少ない遠くの国に出かけては、いかにも外交に精出しているように見せかけている。
これは外交パフォーマンスに過ぎない。
肝心の隣国は、外交関係が悪化したままほったらかしにしている。
というより、何もできないのである。

そのくせ、中国の脅威を理由に、軍事国家、ファシズムへの道につながる危険な政策を図ろうとしている。
これはマッチポンプである。

今や、安倍首相が退陣すべき時がきたようだ。