安倍政権を倒す - 「民主主義をとりもどす」ために

安倍政権は特定秘密保護法案を、国民の声を無視して、数の力で強引に成立させた。
支持率が下がり、不支持率が上がった。
これはいけないと思ったか、安倍首相は「もっと説明すべきだった」と、反省か釈明かよくわからぬ記者会見をした。

決めた後では、何とでも言えるだろう。
成立させた法案は容易にもどりはしない。
国民の反発なんて、この程度の会見で収まるさ、とでも思っているようだ。

泥棒した後に、「もう少し丁寧に事情を説明すべきでした」と謝られて被害者が納得するだろか。
まずは盗んだ物を返し、責任をとる、つまり法の裁きを受けるのが当たり前だ。

つまり、特定秘密保護法案を廃止し、安倍首相は退陣すべきということだ。

盗んだものを返さず、言い訳ばかりしてもだれも聞く耳はもたない。
国民にとって大事なのは、安倍政権が踏みにじった民主主義をとりもどすことだ。

ファシストたちの夜

2013年12月6日23時30分前に特定秘密保護法案は参議院で可決した。

この強引で性急な採決、安倍政権は民主主義に敵対する政権であることを示した。
議場のひな壇に居並ぶ面々を忘れないようにしよう。
相変わらず小馬鹿にしたような笑みを浮かべる安倍晋三首相、
それに従う麻生太郎副総理、以下閣僚の面々、
何を考えているのかわからない、事の重大性をまるで認識していない能面のような森雅子大臣。
自民党の石破茂幹事長、以下の党役員。
公明党の面々。
みんなの党、日本維新の会も同罪だ。

一度、民主主義を踏みにじった安倍政権は、これを繰り返すだろう。
安倍晋三首相の笑顔に、次の言葉を思い出す。
「ファシズムはいつも笑顔でやってくる。」

こんな政府はいらない

国には根幹となる基本原則がある。
国民主権、基本的人権の尊重、等々。

安倍政権は、これらの基本に関わる重大な法案を、勝手に決めようとする。
日々高まる反対の声には耳を傾けようとしない。
選挙で選ばれた多数派なら何をやってもいいわけがない。
そんなことがわからない政府は、民主主義を理解していない。
日本という民主主義国家の政権を担う資格はない。

こんな政府では、われわれは安心して働くこともできない。
次は何を勝手にやりだすのか心配で、仕事などしていられない。

安倍政権はただちに退陣せよ。
これは、政権転覆のテロリズムではない。
働いてこの国を支えている国民の当然の願いである。

読売 - 堕落したメディア

昨日の秘密保護案の委員会採決を受けて、今日の新聞はどのように対応しているのか。

朝日、毎日、東京の社説は、一番にこの問題を取り上げて、安倍自民党政権の暴挙を非難している。
読売の社説はと言えば、秘密保護法案は過ぎた問題であるかのように、全く触れていない。
中国の防空識別圏と経済対策について書いている。

安倍首相が今願っているのは、国民の関心を秘密保護法案からそらすことである。
読売は見事にそれに応えている。
これほどあからさまに安倍政権の御用メディアの役割を果たしているとは、ジャーナリズムの誇りなど全く失ってしまったのだろう。

安倍政権は民主主義に敵対する政権である。
それを応援する読売もまた、民主主義に敵対するメディアとしか言いようがない。

安倍政権は長期独裁政権を目指す

今は12月5日午後3時40分。
朝日新聞デジタルでは、まだ特定秘密保護法案採決のニュースは流れていない。

なぜ自民党はこんなに強引なのか。
自民党は野党になって何を考えたかを想像してみる。
再び政権を握ったら、絶対に離すまいという考えだ。
秘密保護法案をなりふりかまわず成立させようとするのもうなずける。
与党だけが秘密を握っていれば、政治活動も選挙も有利に決まっている。

でもなぜこんなに急ぐ必要があるのか。
毎日新聞の与良氏のコラムを読むと、国民の反発を受けても、次の選挙までには忘れてくれるのを期待しているのだという。
そのための時間は長い方がいいから、早くやってしまいたいのだ。

それもあるが、今の政権のうちに改憲まで進めたいからという理由もあるだろう。
秘密保護法案でぐずぐずしていたら、改憲までできなくなるかもしれない。

わたしは改憲に反対である。
なしくずしに改憲まで進んでいくのは何としても止めなければならない。
今、秘密保護法案を成立させてはならない。

安倍政権の外交無策が中国の防空識別圏を生む

当たり前のことだが、外交とは国同士の関係である。
こちらが仲良くししているのに、相手が一方的に無茶なことをすることは少ない。

中国や韓国が安倍政権に反発するのは、安倍首相個人の歴史認識の誤りにある。
いまだに中国、韓国との間はギクシャクしたままである。
突然中国が防空識別圏を設定したわけではない。
中国との関係改善を図らず、ほったらかしにしていた安倍政権の責任である。

アメリカも韓国もそのとばっちりをうけているのだ。
アメリカの副大統領がわざわざやってきた。
やっかいな息子が隣人とトラブルをおこして、親にまで迷惑をかけるので、とうとう親がのりだしてきたというわけだ。

安倍政権の外交無策の結果である。
安倍首相は利害関係の少ない遠くの国に出かけては、いかにも外交に精出しているように見せかけている。
これは外交パフォーマンスに過ぎない。
肝心の隣国は、外交関係が悪化したままほったらかしにしている。
というより、何もできないのである。

そのくせ、中国の脅威を理由に、軍事国家、ファシズムへの道につながる危険な政策を図ろうとしている。
これはマッチポンプである。

今や、安倍首相が退陣すべき時がきたようだ。

消えた野党

野党が消えた、と言っては、共産党や社民党に失礼かもしれない。

みんなの党と日本維新の会は、自民党の強権の前に尻尾を振って、準与党と化した。
最初からわかっていたことである。
両党は、反自民の票を分散して、自民党を独り勝ちさせる役目を終えたのである。

民主党は相変わらず海江田氏が党首に居座っている。
選挙惨敗の混乱で掴んだ党首の座を明け渡すつもりはなさそうだ。
民主党を弱体化させるために居座り、自民党の暴走に手を貸しているのではないか。
そう勘繰りたくもなってくる。

多摩の民主党の元衆議院議員の事務所の看板が昔のままなのを見るにつけ、党首を替えて目を覚ませ、と言いたくなる。

野党がいない。
こんな絶望的な状況があるだろうか。

国民を馬鹿にする自民党

今回の秘密保護法案の審議を見てわかったのは、自民党はそもそも審議をするつもりはないということだ。

さっさと議決をして法案を成立させたいので、審議はアリバイつくりのようなものだ。
だから、お粗末な大臣ひとりに対応させている。
重要閣僚はほとんど出ない。
どうせ形だけだから、まじめに審議するつもりもない。
ついでに女性大臣が野党に追及される構図を作って、視聴者、とくに女性の同情が得られれば、さらによしとする。

どうせ議決すれば通るんだから、審議はこの程度でよかろうと、圧倒的な議席数の力を見せつけて、野党を馬鹿にしているようにも見える。

自民党は野党を経験して少しは謙虚になるのかと思ったのに、そんなことはころっと忘れ、多数の議席数を見せつけて、鬼の首を取ったように傲慢さをむき出しにしている。
安倍総理の人柄だろう。

自民党に馬鹿にされているのは野党でなく、国民なのだ。

天に唾する自民党

自民党の中では、石破さん、谷垣さんには比較的好感を持っていた。
しかし、今回の石破幹事長のブログ発言はいただけない。

今の日本の政治状況に絶望感を持っている人は、たくさんいる。
自民党に投票した人でも、心ある人は、こんなはずではなかったと思うだろう。

絶対多数の議席を持つ自民党が、数の力で強引に進み始めたからだ。
誰が日本を好きなようにしていいという全権を自民党に与えたというのだろう。
反対があろうがなんだろうが、やりたいことをやってやるというのは、民主主義ではない。
これは独裁と呼ばれる。

こんな自民党に反対するために、人々に残されたのは、街頭で呼びかけることしかないではないか。
原因は、勝ち誇った傲慢な自民党のやり方にある。
テロリスト呼ばわりする前に、自ら省みる謙虚さが必要だろう。

石破さんも幹事長職に熱心なあまり、安倍首相に代わって、国民の憎まれ役にならないように注意した方がいい。
石破幹事長が人気を落とせば、安倍首相がニンマリするだけである。

天に唾してはいけない。
天とは国民のことである。

秘密保護法案は廃案に

わたしはエンジニアだが、社会の動きにも関心がある。

最近、日本が変な方向に動き出しているようで、気がかりだ。
まるで戦前回帰のようなありさまだ。

秘密保護法案が大手を振って進んでいく。
衆議院通過後の翌朝の新聞社説を読み比べてみた。
朝日、毎日、東京は廃案にすべきだという考えだ。
日経でさえも同じような意見だ。

読売はもっともらしいことを言いつつ、安倍政権を支持しているだけだ。
読売は読む必要がない。
安倍総理の言うことに「御意!」と言っているだけなのだ。
これは御用メディアであって、ジャーナリズムではない。

産経にいたっては、芸能記者が暇つぶしに書いたのかと思うお粗末さだ。
保守政権の方針は何でもイエスというのだろう。

読売新聞東京本社ビルの竣工式に安倍首相が参列し、祝辞を述べたという。
よく私を支持してくれた、というねぎらいの言葉であろう。
ついでに、反対するジャーナリズムを皮肉っているつもりのようだ。
わたしのやることに賛成してくれれば、ほら、竣工式にも参列して祝ってあげる、というわけか。
ここには醜い癒着があるだけだ。

安倍総理には正しい歴史認識がない。
戦時中の日本の軍事侵略について、悪いことをしたと思っていないのだ。
敗戦ですら、運が悪かったくらいにしか考えていないのだろう。
戦前の体制を美化し、そこに回帰しようとしている。

かたや、ナチスを賛美したオッチョコチョイの麻生副総理がいる。
本人は撤回したようだが、今回のやり方をみると、自民党政権の総意なのがわかる。
秘密保護法案の審議にお粗末な大臣ひとりだけを表面に押し立てた。
大きな騒ぎにしないように気を使い、騒ぐほどの法律ではないのだと言わぬばかりだ。
ナチスはともかくとして、国民が気づかぬうちにやってしまえという、やり方を賞賛するだけのことはある。

今の状況は、ファシズムへの入り口なのかもしれない。
まともな歴史認識すらもたない安倍総理と麻生副総理に率いられた自民党政権。
この政権に衆参両院で絶対多数を与えてしまった国民。
やりたい放題の自民党政権は、この国を再び誤った道に引きずり込もうとしている。
その付けを払わなければならなくなるのは、われわれ国民なのだ。

愚かな歴史を繰り返すほど、日本人は愚かな国民なのか。