to Bratislava

ウィーンから普通列車に乗った。
斜め前に若い女性が座っていた。
清楚な感じだったが、肩に見えている下着が擦り切れていた。
これから向かう土地は、あまり豊かではなさそうだ。

ブラティスラヴァ駅に着いた。
駅を出ると、何もなかった。
首都の駅だが、周りに何もない。

駅の内外をウロウロした。
2階には食堂があった。
焼き魚などのおかずがいろいろあり、いくつか選んで食べる、学食のようだった。
1階にはキップ売り場くらいしかない。
インフォメーションでもあれば、宿を紹介してくれるかと思ったが、それもない。

わたしは周囲を行ったり来たりして、途方にくれていた。
1時間くらいたったろうか、地図を手に入れようと思い立った。
駅を出たところに、小さなキヨスクがあった。
キヨスクには地図があったので、それを買い、広げてまたしばらく考え込んだ。

地図では、駅からかなり離れたところに、宿らしきものがあった。
とりあえずそれを目指していくことにした。
道路をひたすら歩いた。
車もそれほど走っていず、人通りも少ない。
人々の表情もなんとなく沈んでいるように見えた。
子供たちは元気がよかったが。

30分ほど歩くと、目指したところではないが、宿らしきものに出くわした。
ビジネスホテルのような宿だったが、空いていたので泊まることにした。
出入りする客は、仕事で滞在しているように見えた。
簡素なホテルだが、室内にはシャワーもあった。

以前は共産党関係の宿舎だったのが、「自由化」の後、ホテルになったのかな。
それともアパートを改装したのだろうか。
などと想像したくなるほど、実用的で簡素なホテルだった。

ブラティスラヴァの宿の写真

ブラティスラヴァの宿

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